スマートらいふネットは、団塊世代の保健師が中心となって、行政で長年培った知識と経験そしてネットワークを活用し、「こころと体の健康」に関する分野で社会的役割を果たすために集まったプロボノ集団です。
設立趣旨
核家族化や近隣関係の希薄化が進み、相談する人もいない孤立した親子の増加や、孤独感で育児不安や子ども虐待に陥ってしまう親もいます。また、女性の社会参加が進み、働く婦人も増加している今日、仕事と育児を上手く両立させたいと望んでも、保育・職場の環境が整わず、病気や急な残業など緊急時の対応に悩む親も少なくありません。
行政による妊産婦や乳幼児の健康診査、家庭訪問や育児相談、子育て教室などが行われていますが、休日や時間外・電話などによる緊急時の相談、同じ悩みを持った人との交流や情報提供など多様性のある対応がますます期待されています。
また一方、中高齢者に対しては、超高齢社会を迎えるなかで、生活習慣病予防や疾病の早期発見などのため自らが健康管理を行う「セルフメディケーション」が期待されています。
そこで、団塊世代の保健師等の専門職が中心となり、行政や関係機関、諸団体との連携、協働を図りながら、保健行政や教育の場で長年培った知識・技術・経験を生かして、妊産婦・子育て中の母子を対象にした育児不安の軽減や子ども虐待の予防を視野に入れた幅広い健康つくり支援、および団塊世代としてピアな目線を持ちながら、中高齢者を対象にした生活習慣病予防や疾病の早期発見などの健康づくり支援、ならびにこれに関する事業を行うために本組織を設立したいと思います。
これは、団塊世代が創る専門職集団として、新しい保健活動のスタイルと生き方実現でもあり、同時に社会貢献として地域の保健、医療、福祉の向上に大きく寄与できるものと考えております。
多くの方々のご理解、ご賛同、ご協力をお願いいたします。
スマートらいふネットの名前の意味
活動目的と内容
この法人は、妊産婦・子育て中の母子を対象にした育児丌安の軽減や子ども虐待の予防を視野にいれた健康つくり支援、中高齢者を対象にした生活習慣病予防や疾病の早期発見などの健康つくり支援、広く府民一般を対象にした HIV 等の感染症対策支援ならびにこれに関する事業をおこなうことにより、地域の保健、医療、福祉の向上に寄不することを目的とする。
- 専門職のスキルアップのための研修・教育事業
- 母子にたいする健康つくり支援事業
- 妊産婦および新生児・乳幼児にたいする家庭訪問事業
- 妊産婦および新生児・乳幼児にたいする健康相談、健康教育事業
- 中高齢者にたいする健康つくり支援事業
- 中高齢者にたいする健康相談、健康教育事業
- 母子、中高齢者の健康つくりに関する調査・研究事業
- 母子、中高齢者の健康つくりに関する講師などの派遣、コンサルティング事業
- 広く府民一般に対するHIV等の感染症対策支援
- その他、前述の目的を遂行するために必要な活動